田んぼの発電所

それは、田んぼの上空で発電を行う全く新しい発想。
田んぼの発電所は、日本が抱える3つの問題を解決する。
1、原子力発電所 → 国内の水田役30%で発電すれば、原発は不要になる
2、貿易赤字 → 発電に使用する化石燃料の輸入量が減り、貿易赤字が解消できる
3、農業の後継者 → 売電により農家の収入が増え、跡を継ぐ人たちも増える

けやき通りの街づくりや、日本初のシニアタウン「美奈宜の杜」を手がけた建築家が提唱するエネルギー革命。佐賀市三瀬の水田で実際に試験を行い、その成果も踏まえて、分かりやすく紹介する。
著者略歴
福永博建築研究所
フクナガヒロシケンチクケンキュウジョ
福永博建築研究所代表 福永博 1945年、福岡市生まれ。福岡大学建築学科卒業。一級建築士。歴史や文化・伝統から学び、理解したものを継承しながら、社会や地域に必要なことが何かを考え、その上で、住む人、使う人の立場に立った「建築と街づくり」を実践している。「マンションの革命」ともいえる超長期耐久マンション「300年住宅」を提唱、実現不可能ともいわれたが、建物を実際に作り上げた。150項目を超す特許を取得している。生花の師範でもある。

田んぼの発電所

小スキラ判 上製/32頁
定価 1100円(本体1,000円)
ISBN 978-4-87415-953-8
C0036
2015年8月発行

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カテゴリー: 社会