ジャンル:社会一覧
  • そして、生きた
    そして、生きた
    小島 正一 [著]
    ガダルカナル島からインパール作戦へ。昭和17年9月、ガダルカナル島奪還のため敵前上陸するも、右足を負傷。病に倒れた初年兵を連れ、敵の攻撃をかいくぐりながら、飢えの島から奇跡的に生還。しかし、次の戦場であるインパール、コヒマへの進撃命令が下される。ビルマ最大の河・イラワジ河での追撃阻止戦で両足を負傷。…
    • A5判 並製/256頁
    • 定価 1760円(本体1600円)
    • ISBN 978-4-87415-822-7 C0095
    • 2011年8月発行
  • 鳳凰木の花散りぬ
    鳳凰木の花散りぬ
    今林 作夫 [著]
    一年半振りに降り立った台南駅はさすがに懐かしく、それでいて何となくよそよそしかったことを覚えている。私たちは駅前で俥を二台拾うと、母の俥を先導に一路我が家へと向かった。麻の九時頃だったと思う。鋪装されている駅前広場はしっとり濡れていた。そして広場のど真ん中のガジュマルの木も、その雨にすっかり洗われて…
    • A5判 並製/280頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-811-1 C0095
    • 2011年3月発行
  • 水俣みずの樹
    水俣みずの樹
    藤本 寿子 [著]
    2003年、産業廃棄物最終処分場の建設が計画された。寝耳に水のこの計画に憤りを隠せない住民達は、この計画を阻止するために起ち上がった。チッソによる水銀汚染に対し、水俣に住み着いて患者達と共に闘ってきた著者。この産業廃棄物最終処分反対運動は、直接的に関わる事の無かった山間部の市民と街の中心の人々、水俣…
    • 四六判 並製/184頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-808-1 C0095
    • 2011年3月発行
  • 明日への扉
    明日への扉
    青木 麗子 [著]
    「世界の工場」として。そして「世界最大の消費国」として飛躍的な成長を遂げている中国。世界各国の注目が集まり、メディアで「中国」という言葉を見ない日は無いというほど。もはや世界経済で中国の存在を無視することは出来ない。しかし、改革解放の歪みは中国株、不動産バブル、貧富差の拡大など様々な所に現れてきてい…
    • 四六判 並製/210頁
    • 定価 1540円(本体1400円)
    • ISBN 978-4-87415-804-3 C0082
    • 2011年1月発行
  • 地雷原の子どもたちと共に
    地雷原の子どもたちと共に
    大谷 賢二 [著]
    対人地雷は敵を殺す事よりも、怪我をさせることを目的とした残虐性。一度埋められた地雷は地表から分からない上、半永久的に動作し続けるという残存性。兵士・民間人、大人・子供、男女の区別無く攻撃する無差別性から「悪魔の兵器」と呼ばれている。アジアで最も地雷被害の多い国、カンボジア。国内に埋設されている地雷の…
    • 四六判 並製/230頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-800-5 C0036
    • 2011年5月発行
  • カネミ油症
    カネミ油症
    吉野 高幸 [著]
    1968年。人類が初めて体験する食品被害が起きた。カネミ油症事件だ。カネミ油症はPCBが混入した食用油を使って調理、加熱することでダイオキシンが発生。このダイオキシンを食品とともに摂取したことによって起きた食品被害だ。国の公害認定を受けることができず、40年以上経った今でも被害者たちは苦しんでいる。…
    • A5判 上製/264頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-87415-785-5 C0036
    • 2010年10月発行
  • 平成三酔人経綸問答
    平成三酔人経綸問答
    木村 晃郎 [著]
    日本人に次の時代はあるのか。希望に満ちた「新しい中世」の到来!?思想の異なる三人の登場人物が、杯を傾け論議百出。日本再鎖国論、世界平均化、経済格差、食糧不足とエネルギー問題。15世紀まで遡り、各国のGDP・GNIを比較、輸出入・粗鋼の需給率・国際商品の価格の推移などを比較、大局的な見地のもとに今後の…
    • 四六判 並製/152頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-779-4 C0095
    • 2010年7月発行
  • 「よかトピア」から始まったFukuoka
    「よかトピア」から始まったFukuoka
    草場 隆 [著]
    「福岡」から、アジアの拠点都市「FUKUOKA」へ。その原点は、1989年。福岡市は1990年から毎年9月を「アジアマンス」と銘打ち、89年に始まった「アジア太平洋こども会議」も今年で22回目、99年には「福岡アジア美術館」が開館、福岡とアジアの各都市を結ぶ便もこの20年で飛躍的に増え、香港の「アジ…
    • 四六判 並製/272頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-764-0 C0095
    • 2010年3月発行
  • 循環から地域を見る
    循環から地域を見る
    近藤 加代子 [編]   谷 正和 [著]
    人間社会と自然、都市と農山村、資源と廃棄物 失われた「環」を取り戻す。ごみや資源の問題を、地域環境の保全という観点から捉えなおす。廃棄物処理場、都市の消費生活、林業・農業の持続性の問題。物質の流れを遡る中で見えてきた課題とは。
    • A5判 並製/190頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-760-2 C0036
    • 2010年1月発行
  • イノベーション構造と都市創生
    イノベーション構造と都市創生
    吉村 英俊 [著]
    グローバル化と地方分権化の荒波が同時に押し寄せる現代、地域自らが内発的に発展し、生き残るための方途とは。北部九州の拠点都市と産業クラスター先進都市を対象に、イノベーションと都市間連携の視点から、産官学の現場で実務経験を有する著者が今後の都市政策のあり方を提言する。
    • A5判 上製/222頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-87415-752-7 C0030
    • 2009年12月発行