超高層から茅葺きへ

ハウステンボスにみる池田武邦の作法

日本の風景を守り次世代に継承するために。霞ヶ関ビルをはじめ、京王プラザホテル、新宿三井ビルなど、日本の高層建築の黎明期をリードしてきた池田武邦。ある雪の日を境にハウステンボス、アクロス福岡など自然の摂理に従った建築へと180度の方向転換をする。池田は何を見つめ、何と戦ってきたのか?


著者略歴
井川 聡
イカワ・サトシ
1959年生まれ。1983年、読売新聞西部本社入社。佐世保支局長、那覇支局長、広報宣伝部長、役員室長を経て社会部長。著書に「軍艦『矢矧』海戦記 建築家・池田武邦の太平洋戦争」(光人社)。共著に「人ありて 頭山満と玄洋社」(海鳥社)。
目次

自然回復の先駆け
エコノミーかエコロジーか
超高層建築への道
日本の風景を守る闘い
三十世紀の古都
池田武邦関連略年表


超高層から茅葺きへ

四六判 上製/298頁
定価 2530円(本体2,300円)
ISBN 978-4-87415-842-5
C0095
2012年4月発行

キーワード:
カテゴリー: 社会