自由民権運動の高まりの中、大分県玖珠地方に生まれた小幡小吉。立憲改進党の地方組織・豊州立憲改進党の中心人物であり、長く大分県会議院をつとめ、大水害の復旧や佐賀県道の整備に取り組んだ。また、台湾総督府につとめ、衆議院選挙に出たりと活動的な人物だった。時代のうねりとともに生きたその生涯を辿る。