アレキサンダー・ウイリアム・ウイリアムソン伝

ヴィクトリア朝英国の化学者と近代日本
日本の近代化を支えた偉大なる英国の化学者の初の評伝。 幕末、命を賭して密航した長州ファイブと薩摩スチューデント。英国で彼らを受け入れ「世界」を知らしめた「知の巨人」の生涯を追う。
著者略歴
犬塚 孝明
イヌヅカ・タカアキ
1944年、神奈川県にて生まれる。鹿児島純心女子大学名誉教授、元副学長。文学博士。幕末・明治期における対外関係史等の研究をおこない、鹿児島県立短期大学地域研究所特別研究員を経て、1987年明治政治史研究会を設立し、会長となる。犬塚太郎海軍中将は祖父,父の犬塚家孝は海軍中佐
目次

まえがき

第一章 知の旅人
第二章 バーベック実験室
第三章 日本から来た若者たち(一) —長州の五人—
第四章 日本から来た若者たち(二) —薩摩の十九人—
第五章 ブルックウッド墓地
第六章 日本近代化への架け橋
第七章 「異質の調和」を目指して

あとがき
参考文献


アレキサンダー・ウイリアム・ウイリアムソン伝

A5判 上製/280頁
定価 3080円(本体2,800円)
ISBN 978-4-87415-944-6
C0023
2015年7月発行

キーワード: ,
カテゴリー: 歴史・民俗