九州を制覇した大王
景行天皇巡幸記著者 河村 哲夫
伝説から真実へ。景行西征の全貌。高句麗・新羅の南下に備え、九州の支配体制を強化する。景行天皇の九州巡幸は、瞭然たる目的をもつ軍事行動だった。『日本書紀』を始めとする文献や考古学的資料、各地の伝承を緻密かつ合理的に考察、その足跡を照らし出す。
著者略歴- 河村 哲夫
カワムラ・テツオ - 昭和22(1947)年生まれ。著書に『志は、天下 柳川藩最後の家老立花壱岐』全5巻、『筑後争乱記 蒲池一族の興亡』、『九州を制覇した大王 景行天皇巡幸記』(以上、海鳥社)、『柳川城炎上』(角川書店)、『西日本人物誌 立花宗茂』、『西日本古代紀行 神功皇后風土記』(以上、西日本新聞社)、『天を翔けた男 西海の豪商・石本平兵衛』(梓書院)がある。