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  • 季語になれなかった疱瘡
    季語になれなかった疱瘡
    辻 敦敏 [著]
    古来、疱瘡は、はしかと共に人びとを震撼させた死に至らしめる疫病であった。その流行の悲惨な有り様は、洋の東西を問わず多くの文芸作品の題材ともなっている。 江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語と…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-139-4 C0095
    • 2023年2月発行
  • 竹下しづの女・龍骨句文集
    竹下しづの女・龍骨句文集
    竹下しづの女 [著]   竹下 龍骨 [著]
    久保より江、杉田久女とともに女流俳句黄金時代をつくった竹下しづの女。 学生俳句の興隆に尽力しながらも若くして逝った竹下龍骨。 二人の残した俳句のすべて……。 高浜虚子に師事し、「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてつちまおか)」の一句で、女性で初めて俳誌「ホトトギス」の巻頭句を飾った竹下し…
    • 四六判 並製/256頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-000-7 C0092
    • 2017年3月発行
  • 蕪村のロック
    蕪村のロック
    向井 楠宏 [編著]   古河 洋文 [写真]
    季節、季語ごとに私好みの六句を選び、写真をつけ、見ても楽しい本にした。そのことで、江戸の時代、空間だけでなく、その時空を越えて駆け巡り、現代人の心に響く瑞々しい情感をたたえた蕪村の俳句をより楽しむ。  布団の中に入り、寝付くまでのしばらくを、蕪村の句集を開き、気に入ったところから拾い読みしてゆ…
    • A5判 並製/144頁
    • 定価 1540円(本体1400円)
    • ISBN 978-4-87415-950-7 C0092
    • 2015年7月発行
  • 憂さ晴らし
    憂さ晴らし
    安本淡 [著]
    日々の生活の中でこぼれてくる男の本音。呪わしき思い出、初恋、町議となった妻とのありのままの生活。安本淡(あんぽんたん)が日常の一コマを絶妙なユーモアと哀感を込めて詠む。◆暑いとて パジャマのズボン脱ぎ捨てて 眠れる妻に欲情わかず(「妻への苦言」)◆「この野郎」 思いし人の多かりき なかでも山口許せぬ…
    • 四六判 上製/194頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-87415-789-3 C0092
    • 2010年10月発行
  • 安曇の残照
    安曇の残照
    柴田 長次 [著]
    「終戦日昔原爆今テロル」平成2年から新聞、雑誌の俳句欄への投句を開始、15年にわたる投句は2500句を超える入選を果たす。日本独特の短詩文化を見事に結実した珠玉の俳句集。巻末に木崎湖畔森城址に建つ「仁科公忠烈碑」文を付す。
    • 四六判 上製/216頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-547-9 C0092
    • 2005年12月発行
  • 現代と連歌
    現代と連歌
    国民文化祭行橋市連歌企画委員会 [編]
    平成16年11月6・7日、国民文化祭において初めて連歌大会が開催された(於行橋市)。記念講演、シンポジウム、連歌実作会、一般公募の第三句付け・「世吉(よよし)」作品など、その全記録を収めた。■特別記念講演 「連歌の移り変わり」島津忠夫■シンポジウム「現代と連歌」両角倉一 光田和伸 馬場あき子
    • 四六判 並製/262頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-522-6 C0095
    • 2005年4月発行
  • よみがえる連歌
    よみがえる連歌
    国民文化祭行橋市連歌企画委員会 [編]
    昭和56年11月、史上初めて開催され、連歌ブームの原点となった奉納連歌シンポジウム(於行橋市)。明治期以後、全国で唯一、連歌の火を灯しつづけてきた地における討議と実作の全記録。
    • 四六判 並製/218頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-460-1 C0095
    • 2003年10月発行
  • うしろ姿のしぐれてゆくか
    うしろ姿のしぐれてゆくか
    桟 比呂子 [著]
    風、狂気匂う背-黎々火。酒と句作と放浪に生きた山頭火。彼を支えてきた友人たちは「彼には何かをしてあげたくなる」と言う。「山頭火のうしろ姿」を撮影した、最も親しかった近木圭之介(黎々火)が、山頭火の実像と魅力を語る。
    • 四六判 並製/240頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-442-7 C0095
    • 2003年6月発行
  • 山頭火を読む 新装版
    山頭火を読む 新装版
    前山 光則 [著]
    酒と行乞と句作の日々を送った俳人・種田山頭火の句の磁力を内在的に辿り、放浪することの普遍的な意味を抽出し、俳句的表現と放浪との有機的な結びつきを論じる。〈海鳥ブックス10の新装改訂版〉
    • 四六判 上製/278頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-320-8 C0095
    • 2000年9月発行