キーワード:, 一覧
  • 季語になれなかった疱瘡
    季語になれなかった疱瘡
    辻 敦敏 [著]
    古来、疱瘡は、はしかと共に人びとを震撼させた死に至らしめる疫病であった。その流行の悲惨な有り様は、洋の東西を問わず多くの文芸作品の題材ともなっている。 江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語と…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-139-4 C0095
    • 2023年2月発行
  • 九州の港と唐人町
    九州の港と唐人町
    森 勝彦 [著]
    かつて九州には、いくつもの勢力が複雑に絡み合った国際色豊かな港が存在していた。 対外交易に熱心な領主層を背景に、華人系唐人・ポルトガル・オランダ・イエズス会などの勢力が複雑に絡み合い、国際色豊かな港が現出した九州。戦国期から近世初頭にかけて大名・領主や禅宗系寺院が関係した港の中から、唐人町や唐人の…
    • A5判 並製/98頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-098-4 C0021
    • 2021年4月発行
  • 古地図の中の福岡・博多
    古地図の中の福岡・博多
    宮崎 克則 [編]   福岡アーカイブ研究会 [編]
    1枚の絵図には多様な情報が書き込まれている。近世の福岡・博多を描いた代表的な古地図「福岡城下町・博多・近隣古図」をもとに、関連史料と現在の景観を参照しつつ、1800年代から現代に至る町の姿を探る。 原図は223.2×266.5cm、一部には石高や家紋、さらに和歌までが書き込まれている。 図版・写…
    • B5判 並製/152頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-86656-082-3 C0021
    • 2020年9月発行
  • 佐賀城下にあった幻の大名庭園―観頤荘
    佐賀城下にあった幻の大名庭園―観頤荘
    中尾 友香梨 [著]
    かつて佐賀城のすぐ西側に広大な大名庭園があったことをご存知でしょうか。庭園は、現在の佐賀市赤松町南部と鬼丸町西部に位置しており、総面積はおよそ11万6000平方メートル(約3万5000坪)あったと見られます。園内には大きな池をはじめ、築山、滝、川、船、太鼓橋、展望台、楼閣、茶屋などが豊富に取り揃えら…
    • A5判 並製/96頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-024-3 C0021
    • 2018年3月発行
  • 伊勢参宮日記を読む
    伊勢参宮日記を読む
    甲斐 素純 [著]
    「お蔭参り」や「抜け参り」など、江戸期に爆発的に増えた伊勢への参詣者。彼らはどのように伊勢に参ったのだろうか。北部九州に残る参宮日記を繙き、参宮の旅程、立ち寄った場所など、当時の旅の様子を明らかにする。 (前略)実際の旅姿はどのようなものであったのかは、多様であったと想定するのが実態にかなって…
    • 四六判 並製/240頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-934-7 C0021
    • 2015年2月発行
  • 豊後国国東郡庄屋文書
    豊後国国東郡庄屋文書
    森 猛 [校注]
    近世の国東地方は豊後杵築藩、肥前島原藩の飛地、日向延岡藩の飛地、幕府領などが複雑に入り組んでいる。この地の庄屋文書9編の原文と書き下し文を収録する。近世の国東地方は、豊後杵築藩のほか、肥前島原藩の飛地、日向延岡藩の飛地、幕府領(御料=天領)などが複雑に入り組んでおり、これがこの地方の歴史に相互にどの…
    • B5判 並製/208頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-87415-848-7 C3201
    • 2012年12月発行
  • 緒方春朔
    緒方春朔
    富田 英壽 [著]
    聖医未だ病ざるを治す。古来、恐るべき感染力のため世界中で不治・悪魔の病気と恐れられてきた天然痘。ジェンナーの種痘法にさかのぼること6年、独自の種痘法を開発し、天然痘予防に尽くした緒方春朔の業績を明らかにする。
    • 四六判 上製/266頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-767-1 C0021
    • 2010年3月発行
  • 九州の一揆・打ちこわし
    九州の一揆・打ちこわし
    宮崎 克則 [著]
    近世「世直し一揆」の実像。一揆や打ちこわしは、どのような社会的背景のもとに組織され、どのように展開されたのか。そして、百姓たちは自らの行動をいかに正当化したのか-。九州をフィールドとして、当時の記録と現地調査にもとづき、九州の民衆運動を大胆に捉え直した意欲的論考。「打ちこわしには近代性と異なる原理が…
    • A5判 上製/392頁
    • 定価 6270円(本体5700円)
    • ISBN 978-4-87415-707-7 C0021
    • 2009年1月発行
  • 大庄屋走る
    大庄屋走る
    土井 重人 [著]
    舞台は文化・文政から幕末までの小倉藩領。中村平左衛門と小森承之助、大庄屋を務めた彼らの日記には、日々の営みがありのまま書き留められている。奉行からの無理難題、捕り物やお仕置き、喧嘩の調停など、多事多難な日々の仕事。その一方で、折々に歌を詠み、温泉で湯治をし、念願だったお伊勢参りへ。当時の食生活や台所…
    • 四六判 並製/232頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-641-4 C0021
    • 2007年9月発行
  • 古地図の中の福岡・博多
    古地図の中の福岡・博多
    宮崎 克則 [編]   福岡アーカイブ研究会 [編]
    この本には重版があります ご注文の方は上のリンクより重版をお買い求めください。 近世の福岡・博多を描いた代表的な古地図「福岡城下町・博多・近隣古図」をもとに、関連史料と現在の景観を参照しつつ、1800年代から現代に至る町の姿を探る。原図は223.2×266.5cm、町並みや住居だけでなく…
    • B5変判 並製/154頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-87415-548-6 C0021
    • 2005年12月発行