九州のキリシタン大名

戦国大名はなぜ、キリスト教徒になったのか!戦国時代、鹿児島に上陸したイエズス会のザビエルによって九州へキリスト教が伝えられた。貿易の利権を伴うキリスト教の伝来に戦国期の大名たちは。初めてのキリシタン大名・大村純忠。日向にキリシタン王国を夢見た大友宗麟、キリシタンとして自死を拒んだ有馬晴信。ローマ法王に少年使節団を派遣した3人のキリシタン大名を鋭く描く。

著者略歴
吉永 正春
ヨシナガ・マサハル
1925年、東京に生まれる。門司・旧制豊国商業学校卒業。現在、戦国史家として執筆、講演活動に活躍。主な著書に『立花城興亡史』(西日本新聞社)、『九州戦国合戦記』『筑前戦国争乱』『九州戦国の武将たち』『九州のキリシタン大名』『増補改訂版 筑前戦国史』『筑後戦国史新装改訂版』(いずれも海鳥社)、共著に『エッセイで楽しむ日本の歴史』(文藝春秋)など、多数がある。2004年度福岡市文化賞、2009年度西日本文化賞を受賞する。
目次

キリスト教の伝播
初めてのキリシタン大名・大村純忠
キリスト教王国を夢みた大友宗麟
悲運のキリシタン大名・有馬晴信
あとがき
(一部抜粋)


九州のキリシタン大名

A5判 上製/224頁
定価 2200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-87415-507-3
C0021
2004年12月発行

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カテゴリー: 歴史・民俗