キーワード:, 一覧
  • 新 火を産んだ母たち
    新 火を産んだ母たち
    井手川 泰子 [著]
    地の底から石炭を地上に運び出すという過酷な労働に明け暮れた人生を、時には歌を交え、突き抜けた明るさで語る筑豊の元女坑夫たち。死と隣り合わせの労働、炭住での暮らし、やりたい放題のスカブラ亭主……。聞き書きから浮かび上がる鍛え抜かれた彼女たちの開放的な精神。
    • A5判 並製/184頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-109-7 C0092
    • 2021年12月発行
  • 眉屋私記
    眉屋私記
    上野 英信 [著]
    上野は、「事実は小説よりも奇なり、というが、あまりにも話ができすぎているので、私が作り話を書いているのでは、と思われないか心配だ」と話していた。また「一メートルでもよい、想像の羽を伸ばしたいと思うのだが、やっぱり事実にはかなわない」とも語っていた。…… 移民と辻売りという近代沖縄の底辺を貫く二つの…
    • 四六判 上製/546頁
    • 定価 4950円(本体4500円)
    • ISBN 978-4-87415-924-8 C0095
    • 2014年10月発行
  • 筑豊炭坑絵巻
    筑豊炭坑絵巻
    山本 作兵衛 [画文]
    本書は昭和48年に葦書房から刊行された画集「筑豊炭坑絵巻」を底本に収録画を大幅に増やした新装改訂版。ユネスコ・世界記憶遺産に登録された山本作兵衛の炭坑画の全体を俯瞰できるよう再編集した。彩色画120点、墨絵72点、合計192点を収録。絵は1頁1点とし、彩色画は全てカラーで、墨絵はモノクロで印刷。サイ…
    • A4変判 上製函入/268頁
    • 定価 7150円(本体6500円)
    • ISBN 978-4-87415-827-2 C0071
    • 2011年10月発行
  • サークル村の磁場
    サークル村の磁場
    新木 安利 [著]
    1958年、九州全県と山口県の労働者を「表現」によって繋ぐことを目指した「サークル村」が筑豊・中間に誕生した。参加した会員は数十のサークルに所属する二百余名にのぼる。戦後の思想形成に大きな影響を与えた「サークル村」。活動の中心となった上野英信・谷川雁・森崎和江の3人にスポットをあて、その実相を虚心に…
    • 四六判 並製/224頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-87415-791-6 C0095
    • 2011年2月発行
  • 筑豊炭田に生きた人々 近代編
    筑豊炭田に生きた人々 近代編
    工藤 瀞也 [著]
    「炭鉱」とは何だったのか。筑豊からヤマの灯が消えて三十余年。かつて石炭は、産炭地としての地域形成を促し、北九州工業地帯の発展を支え、日本の近代化の推進力となった。筑豊地域社会の歩みとそこで培われた独特の風土と文化を、庶民生活の観点から問い直す試み。「本書は、『産炭地筑豊』の意味をその〈形成、発展〉の…
    • 四六判 並製/230頁
    • 定価 1760円(本体1600円)
    • ISBN 978-4-87415-697-1 C0095
    • 2008年10月発行
  • ボタ山のあるぼくの町
    ボタ山のあるぼくの町
    山口 勲 [著]
    ヤマで生まれ ヤマで育ち ヤマで働き ヤマを撮り続けた ヤマの写真家 イサオちゃんのヤマ「仕事してる人、風呂に入っとる人、路地で赤ちゃんあやしてる人、それから遺体になって柩に入ってる人も全部自分の姿ですよ。」 【寄稿】本橋成一、姜信子、鎌田慧、栗原達男、森崎和江 「山口さんのさりげない視線が、いまま…
    • B5判 並製/160頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-87415-573-8 C0072
    • 2006年4月発行
  • 蕨の家
    蕨の家
    上野 朱 [著]
    志を持って暮らす。炭鉱労働者の自立と解放を願い、筑豊文庫を設立し、炭鉱の記録者として廃鉱集落に自らを埋めた上野英信と妻・晴子の日々を描く。関連図書「キジバトの家」「上野英信の肖像」
    • 四六判 上製/210頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-309-3 C0095
    • 2000年6月発行
  • 炭坑節物語
    炭坑節物語
    深町 純亮 [著]
    申し訳ございません、品切れです 町が詩情にあふれ、仕事に唄があった時代、暗い地底の労働から仕事や恋、世相を歌う数多くの炭坑節が生まれた。江戸期に遡るルーツと変遷をたどり、ゴットン節や選炭場唄など、歌にみる筑豊・ヤマの暮らしを描きだす。
    • 四六判 並製/227頁
    • 定価 1885円(本体1714円)
    • ISBN 978-4-87415-204-1 C0095
    • 1997年11月発行
  • 上野英信の肖像
    上野英信の肖像
    岡 友幸 [編]
    「満州」留学、学徒出陣、広島での被爆、そして炭鉱労働と闘いの日々。〈筑豊〉の記録者・上野英信の人と仕事。膨大な数の中から精選した写真による評伝。
    • 四六判 上製/174頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-906234-60-8 C0023
    • 1989年11月発行