ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 季語になれなかった疱瘡
    季語になれなかった疱瘡
    辻 敦敏 [著]
    古来、疱瘡は、はしかと共に人びとを震撼させた死に至らしめる疫病であった。その流行の悲惨な有り様は、洋の東西を問わず多くの文芸作品の題材ともなっている。 江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語と…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-139-4 C0095
    • 2023年2月発行
  • 朝鮮考古学研究
    朝鮮考古学研究
    西谷 正 [著]
    考古学から朝鮮半島史を構築する 独自の時代区分に則り、櫛目文土器・無文土器の型式と編年、 初期稲作や初期金属器の実態、三国時代、統一新羅と渤海の時代、 高麗や李朝の時代の諸問題を検証。 日朝交流史、東アジア史解明の指針ともなる 朝鮮考古学研究60年の集大成!
    • A5判 上製/890頁
    • 定価 16500円(本体15000円)
    • ISBN 978-4-86656-138-7 C0021
    • 2023年1月発行
  • エントロピー的反差別論
    エントロピー的反差別論
    松田 次生 [著]
    物理現象は均一化に向かうのに、なぜ人間社会は差異化が生じるのか 自然界は「エントロピー増大=均一化・一様化」の法則で動くのに、人間社会に「エントロピー減少=差別・隔離・格差」が生じるのはなぜなのか。エントロピーの概念を援用して社会・教育・福祉を考察し、わたしたちのあるべき姿を問う。
    • 四六判 並製/160頁
    • 定価 1540円(本体1400円)
    • ISBN 978-4-86656-137-0 C0030
    • 2022年12月発行
  • 愛と絶望のコリア記
    愛と絶望のコリア記
    藤井 通彦 [著]
    韓国の魅力を愛し、日韓関係の改善を信じて取材と報道を続けてきた。 その思いが絶望に変わる……。 彼らにとって「あるべき歴史」こそが「正しい歴史」であるとする韓国社会のナショナリズム。 「不道徳」を決して許さず、ときに陥る独善的な行為の根底にある朱子学思想。 彼らの行動原理となる独自の…
    • 四六判 並製/368頁
    • 定価 2090円(本体1900円)
    • ISBN 978-4-86656-135-6 C0036
    • 2022年12月発行
  • 天照大神の時代
    天照大神の時代
    中村 隆之 [著]
    邪馬台国の位置と倭国の統治領域がわかれば、日本建国の歴史を解明する第一歩を踏むことができる しかし、さらに新たな問題を解明できなければその歴史解明の道も険しい。 その第二歩目は、『日本書紀』の紀年問題を正すことである。 本書では、壱岐国放射状方式によって『魏志』倭人伝の邪馬台国を含む6カ国の位…
    • A5判 並製/240頁
    • 定価 2090円(本体1900円)
    • ISBN 978-4-86656-134-9 C0021
    • 2022年11月発行
  • 福岡遊学
    福岡遊学
    福岡地方史研究会 [編]
    日々の暮らしの中で見過ごされている史跡や石碑などをてがかりに 重要な歴史的出来事に彩られた福岡の魅力を発見する 記紀神話に登場する神々を祀る古社 ビル街の地下に眠る国際港博多の痕跡 西日本有数の巨大城郭福岡城 そして、地元に伝わる伝説や怖い話……。 豊かで多様な福岡の歴史を31のテー…
    • A5判 並製/140頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-129-5 C0021
    • 2022年11月発行
  • まるわかり講座 魏志倭人伝と邪馬台国
    まるわかり講座 魏志倭人伝と邪馬台国
    榊原 英夫 [著]
    魏志東夷伝の秘密の仕掛けとは何か? 魏志倭人伝の「距離感」とはどのようなものか? 卑弥呼の享年は何歳か? 邪馬台国は東遷したのか? ……初歩的な質問から、ディープなテーマまで、   あなたの疑問にスッキリ答える49講
    • 四六判 並製/240頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-133-2 C0021
    • 2022年11月発行
  • 歴史がめ煮 探訪・思い出の記
    歴史がめ煮 探訪・思い出の記
    空閑 龍二 [著]
    歴史探訪は驚きと発見に満ちている! 各地に伝わる説話や伝承、失われた地形、古き町の姿、 営々と紡がれた歴史と文化、そして先人たちが残した教訓とは…… 歴史探訪仲間と史跡を訪ね歩いた10年の記録
    • A5判 並製/162頁
    • 定価 1760円(本体1600円)
    • ISBN 978-4-86656-132-5 C0021
    • 2022月10月発行
  • 絵葉書が映す九州帝国大学と箱崎
    絵葉書が映す九州帝国大学と箱崎
    長副 博之 [著]
    帝国大学の設立は一地方をどう変えたのか。 福岡、熊本、長崎の3県による熾烈な誘致合戦の末、全国4番目の帝国大学の設立地が福岡に決定した。近代化の象徴である帝国大学の開校は、その後の福岡の発展を決定づける一大事業であった。ちょうどそのころ日本は絵葉書ブームを迎えていた。当時の雰囲気を切りとった絵葉書…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-130-1 C0021
    • 2022年9月発行
  • 昭和 あの頃
    昭和 あの頃
    西島 雅幸 [編]
    国内外より高い評価を受けるグラフィックデザイナーで、地域に密着した伝統文化や生活文化を描く童画家、そして、博多を明るくする町おこしの名人。福岡を拠点に国内外で活躍し、終生この街を愛した西島伊三雄。 インスタントラーメン「うまかっちゃん」のパッケージとネーミング、西鉄グランドホテルや博多座のマーク、…
    • A4判 並製/104頁
    • 定価 2000円(本体1818円)
    • ISBN 978-4-86656-131-8 C0071
    • 2022年9月発行