ジャンル:文学・記録一覧
  • 「文学」その道標
    野松 循子 [著]
    昨今、論理性・実用性に欠けるとして文学離れが深刻化している。 しかし、文学は読めば読むほどに論理力が磨かれていくものである。 そして文学には、作家の深い「祈り」が籠められている。 どんなときでも「あなた」を肯定し、支えてくれる。 4つの作品を例に、文学の味わい方を説く。
    • 四六判 並製/200頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-160-8 C0095
    • 2024年5月発行
  • 西国の獅子
    西国の獅子
    劉 寒吉 [著]
    昭和55(1980)年7月より、「夕刊フクニチ」(フクニチ新聞社)にて計180回にわたり連載された未刊の小説を書籍化。 火野葦平や岩下俊作らと共に、九州の文学を支えた作家の1人、劉寒吉が、 「豊後王・西国の王」と呼ばれた大友宗麟の生涯を描いた戦国歴史小説。 稀代の猛将・戸次鑑連、高橋紹運を従え…
    • 四六判 上製/360頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-86656-162-2 C0093
    • 2024年5月発行
  • ひとすじの光
    ひとすじの光
    髙山 八郎 [著]
    昭和19年、国民学校4年生の稔は、父を亡くし、母・妹と福岡市から立石村へと疎開する。慣れない田舎の生活と学校でのいじめに苦しむなか、やがて起こる大刀洗空襲……。昭和20年3月27日、アメリカ軍の誤爆により朝倉郡立石村立石国民学校に通う児童31名の命が奪われた「頓田の森」の悲劇。この時に6名の友を失い…
    • 四六判 上製/186頁
    • 定価 1000円(本体909円)
    • ISBN 978-4-86656-147-9 C0093
    • 2023年6月発行
  • 遠藤周作の影と母 
    遠藤周作の影と母 
    新木 安利 [著]
    日本人とキリスト教 復活と転生、同伴者、厳父と慈母、 そして弱者の罪の救いと、悪……。 『深い河』の磯辺とその妻、大津、美津子、沼田、木口、塚田、それぞれを支柱とし、 『沈黙』をはじめとした数多の遠藤作品を繙きながら独自の視点で遠藤のカトリシズムを追及する。 遠藤文学における弱者と絶対…
    • 四六判 並製/504頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-86656-117-2 C0095
    • 2022年4月発行
  • 古代万葉の歳時記
    古代万葉の歳時記
    東 茂美 [著]
    古代万葉びとの春夏秋冬によりそう暦の暮らし―。いにしえの暮らしは自然と一体であり、年中の行事作法や儀式と共にこれを楽しみ愛(いつく)しんできた。うつろう自然に託された万葉びとの思いを歌で味わい、その生活や風俗・習俗を読み解いていく。『万葉集』を読むだけではわからない万葉びとの暮らし十二カ月
    • A5判 上製/304頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-86656-110-3 C0095
    • 2021年12月発行
  • 新 火を産んだ母たち
    新 火を産んだ母たち
    井手川 泰子 [著]
    地の底から石炭を地上に運び出すという過酷な労働に明け暮れた人生を、時には歌を交え、突き抜けた明るさで語る筑豊の元女坑夫たち。死と隣り合わせの労働、炭住での暮らし、やりたい放題のスカブラ亭主……。聞き書きから浮かび上がる鍛え抜かれた彼女たちの開放的な精神。
    • A5判 並製/184頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-109-7 C0092
    • 2021年12月発行
  • 令和の里の歌物語
    令和の里の歌物語
    岩﨑 記代子 [著]
    言葉そのもののもつ音を紡ぎ ふるさとの歴史・風景をメロディーにのせて 流れる雲のようにおおらかに歌いつづける 歌声で人を魅了し、その行動で人を元気にする音楽家。 歌のもつ限りない力で地域に貢献してきた著者の、75年におよぶ歌物語。 菅公様 雪と雷さま 道真公 藍染川物語 …
    • 2020年10月判 A5変形/154頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-086-1 C0095
  • 草莽の防人歌
    草莽の防人歌
    山口 博 [著]
    戦地に赴く兵士たちの生の声 その多くが「国に徴兵された農民」という草奔の民であった防人 日常を捨て遥かセンチに赴く姿に、第2次世界大戦時の我が国の兵士たちは自身を重ね、心を慰めたという 防人歌からは、戦と直面しつつ愛する者の未来とわが身を憂う生の声が聞こえてくる 今も変わらぬ悲哀と郷愁と慕情…
    • A5判 並製/274頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-86656-084-7
    • 2020年9月発行
  • 台所の心理学
    台所の心理学
    秋月 枝利子 [著]
    夫を支える人から、研究のパートナーへ 九州大学医学部心療内科の創設者であり、心身医学のパイオニア池見酉次郎と葉満代夫人―複雑な家族の葛藤を克服し、研究者の夫を支える人から、自彊術の効果を訴え、「ヘルスアート」を提案するなど、パートナーとしての存在への道を辿る。
    • 四六判 並製/208頁
    • 定価 1430円(本体1300円)
    • ISBN 978-4-86656-077-9 C0095
    • 2020年6月発行
  • 生活を破壊する財政赤字と社会保障財源不足
    生活を破壊する財政赤字と社会保障財源不足
    田島 代支宣 [著]
    今、痛みを伴う改革を 今日の日本経済の2大テーマである「巨額財政赤字」と「社会保障財源不足」 社会保障を含む財政改革と租税改革を今、するしかない 詳細なデータ分析とともに、日本経済の現実と問題の本質を徹底的に追究する
    • 四六判 並製/192頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-069-4 C0033
    • 2020年4月発行