ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 下関から見た福岡・博多の鯨産業文化史
    下関から見た福岡・博多の鯨産業文化史
    岸本 充弘 [著]
    福岡・博多を近代捕鯨の発祥地・関門地域と対比し、鯨産業の中での位置づけを追究する。そして、福岡県香春町で発達した鯨食文化を調査、その位相を探る。さらに、昭和30年代の捕鯨労組資料をもとに捕鯨従事者の待遇を検証する。鯨文化を多面的に見た意欲的論考。
    • A5判 並製/80頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-87415-814-2 C0062
    • 2011年4月発行
  • 福岡の町並み
    福岡の町並み
    アクロス福岡文化誌編纂委員会 [編]
    福岡の歴史をビジュアルで紹介するアクロス福岡文化誌シリーズ。第5作目の本書では福岡に残る歴史的な町並みを紹介。中世の賑わいを今に伝える門前町。白壁土蔵が連なる商家の町。日本の近代化を支えた炭鉱町など。町の成り立ちから見所まで。県内に残る古い町並みを余すこと無く紹介。
    • A5判 並製/160頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-809-8 C0026
    • 2011年3月発行
  • 福岡歴史がめ煮 東区編
    福岡歴史がめ煮 東区編
    空閑 龍二 [著]
    10年の歳月をかけて丹念に拾い歩いた。福岡の説話・歴史のこぼれ話を1冊の大鍋に煮込む。神功皇后のゆかりの地・香椎から万葉集に詠まれた志賀島、小早川隆景の名島城、日本で3番目に出来た帝国大学・九大まで。東区の歴史をすみからすみまで歩き尽くす。さらに東区編では逸材・傑人をコラムで紹介。東区にねむる歴史説…
    • A5判 並製/216頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-798-5 C0021
    • 2010年12月発行
  • 九州戦国の女たち
    九州戦国の女たち
    吉永 正春 [著]
    男たちが覇権を賭けて争った戦国時代。親子兄弟が相食むこの時代に女たちはいかに生きたのか。薩摩の国母・常磐、数奇な運命に弄ばれた異母姉妹・宗像菊姫とお色姫、信仰を貫いた大名夫人・松東院メンシア、大友宗麟の妻など過酷な戦国時代を生きた11人の女性たちを描く。
    • A5判 上製/202頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-794-7 C0021
    • 2010年12月発行
  • 志岐麟泉
    志岐麟泉
    示車 右甫 [著]
    戦国時代・熊本。天草では天草五人衆が対立と和解を繰り返していた。その一人志岐麟泉は修道士を招聘しキリスト教を布教する。やがて秀吉の九州征伐で勢力図が一変する。麟泉は秀吉に安堵されるが、小西行長と対立し、志岐氏は滅亡するー。天草・島原の乱の70年前。天草にキリスト教を広めた大名の激動の生涯を描く。
    • 四六判 上製/466頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-793-0 C0093
    • 2010年12月発行
  • 玄洋社・封印された実像
    玄洋社・封印された実像
    石瀧 豊美 [著]
    初版『玄洋社発掘 もうひとつの自由民権』の刊行から30年。玄洋社研究第一人者による、その後の研究成果を盛り込んだ、今なお歴史の闇に没したままの玄洋社像を確定する増補決定版。巻頭に書き下ろし「1今なお、虚像がまかり通る玄洋社」を置き、「3 玄様社の周辺」に「中野正剛『戦時宰相論』と発禁処分」を加え、「…
    • A5判 上製/406頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-87415-787-9 C0021
    • 2010年10月発行
  • 福岡の戦争遺跡を歩く
    福岡の戦争遺跡を歩く
    川口 勝彦 [著]   須藤 卓茂 [著]
    昭和20(1945年)6月19日夜、アメリカ軍による空襲は2時間ほど続いた。この無差別な空襲による死者・行方不明者は1000人超、被災者は6万人を超えた。福岡大空襲だ。奈良屋・冷泉・大浜。簀子校区の被害は特に激しく、死傷者の9割はこの地区。そして、この辺り一帯は焼け野原と化した。ほんの60数年前の出…
    • A5判 並製/130頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-87415-786-2 C0036
    • 2010年9月発行
  • 元寇後の城郭都市博多
    元寇後の城郭都市博多
    佐藤 鉄太郎 [著]
    中世の博多の実像を根底から改めた研究。精緻な実証によって、博多は元寇後、碁盤の目の形に都市計画され、元寇防塁の後に堀と土塁を備え、寺社を戦略的に配置した城郭都市で、鎌倉、京都に並ぶ重要都市として構築されていることを明らかにする。「鎌倉に於ける幕府の侍所、京都に於ける六波羅探題の侍所と同様に、博多に於…
    • A5判 上製/546頁
    • 定価 13200円(本体12000円)
    • ISBN 978-4-87415-775-6 C3021
    • 2010年5月発行