ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 中野万亀
    中野万亀
    高橋 研一 [著]
    全国に先駆けて伊福(佐賀県太良町)に夜学校を開設し、四十年の長きにわたって地域の青年男性に教育を行った中野万亀。ついで矯風会(婦人会)を立ち上げ、災害救助や地域ぐるみの子育て環境の整備を行うなど、豊かな地域社会の構築と主体性と協調性を身につけた新たな地域の担い手を育てあげた。その背景には、篤誠院が鹿…
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-86656-159-2 C0021
    • 2024年3月発行
  • 東亜考古学論攷
    東亜考古学論攷
    西谷 正 [著]
    鞍形磨臼や支石墓に見る原始の北東アジア関係、 陶質土器や鉄、象嵌など種々の技術革新が物語る南北世界の形成、 海底遺跡から明らかになる東シナ海交易の実態、 さらにシルクロードを介した遙か西域との文化交流まで── 時空を越えて広がり続ける探究心の軌跡。
    • A5判 上製/650頁
    • 定価 13200円(本体12000円)
    • ISBN 978-4-86656-156-1 C0021
    • 2023年12月発行
  • 博多のくらし
    博多のくらし
    森 弘子 [著]
    老舗菓舗の娘が綴る思慕と追憶の博多。 まだ昭和通りもなく米兵が町を闊歩していた昭和21年に生まれ、その後の町や人々の移り変わりを見てきた菓子店2代目の二女。商家のしきたり、旦那衆とごりょんさん、祭りの起源とその変化、伝統的な食文化、そして忘れ得ぬ人々。博多への溢れる想い。
    • 四六判 並製/208頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-152-3 C0095
    • 2023年10月発行
  • 鬼と権現
    鬼と権現
    古賀 正美 [著]
    御塚・権現塚古墳と鬼夜の関係、『観興寺縁起』に描かれた武家・草野氏の館、たった30年で忽然と途絶えた地蔵信仰、善導寺焼き討ち事件の真相、筑後川の水神信仰と平家伝説── 久留米に残る祈りの痕跡をたどり、中世人の精神世界を照らし出す。
    • A5判 並製/192頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-146-2 C0021
    • 2023年6月発行
  • 伝統演劇の破壊者 川上音二郎
    伝統演劇の破壊者 川上音二郎
    岩井 眞實 [著]
    オッペケペー節、書生芝居で知られ、毀誉褒貶相半ばする人物である川上音二郎。しかし、日本近現代演劇開拓の先駆者としての功績は大きい。 時代の機をみるに敏で、最新事件や日清戦争劇の上演で新演劇の基礎を確立。妻の貞奴とともに欧米を巡業し、そこで観たシェークスピア劇や児童劇などの西洋演劇を積極的に日本に紹…
    • A5判 並製/248頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-86656-145-5 C0095
    • 2023年4月発行
  • 鍋島治茂の政治
    鍋島治茂の政治
    伊藤 昭弘 [著]
    幕末の名君・鍋島直正が治世の手本とした祖父・治茂。赤字財政の改善に取り組み、人材育成のために藩校・弘道館を創設、さらに六府方などの藩の組織改革にも務めた治茂の治世は、幕末の雄藩「佐賀藩」の礎となった。 本書では、鍋島治茂の生涯を概観。とくに佐賀藩主時代の政策を検討し、佐賀藩政史における治茂の治世を…
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-86656-142-4 C0021
    • 2023年3月発行
  • 吉武姓の話
    吉武姓の話
    吉武 弘喜 [著]
    全国1万2,000人の吉武さんへ ── あなたの名前のこと、知っていますか? ・ヨシタケの由来は植物の「葦と竹」 ・吉武姓が全国で一番多い県は? ・吉武氏は平安時代から続く「海の民」 ・平家の落人となった吉武氏がいた!?
    • A5判 並製/248頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-143-1 C0095
    • 2023年4月発行
  • 季語になれなかった疱瘡
    季語になれなかった疱瘡
    辻 敦敏 [著]
    古来、疱瘡は、はしかと共に人びとを震撼させた死に至らしめる疫病であった。その流行の悲惨な有り様は、洋の東西を問わず多くの文芸作品の題材ともなっている。 江戸時代には、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶を始め、蕉門の人々により疱瘡とそれにまつわる句が詠まれている。しかし現在、植疱瘡、疱瘡痕、はしかは季語と…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-139-4 C0095
    • 2023年2月発行
  • 朝鮮考古学研究
    朝鮮考古学研究
    西谷 正 [著]
    考古学から朝鮮半島史を構築する 独自の時代区分に則り、櫛目文土器・無文土器の型式と編年、 初期稲作や初期金属器の実態、三国時代、統一新羅と渤海の時代、 高麗や李朝の時代の諸問題を検証。 日朝交流史、東アジア史解明の指針ともなる 朝鮮考古学研究60年の集大成!
    • A5判 上製/890頁
    • 定価 16500円(本体15000円)
    • ISBN 978-4-86656-138-7 C0021
    • 2023年1月発行