ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 「天・日」の称号と「豊」の美称
    「天・日」の称号と「豊」の美称
    吉田 舜 [著]
    「兄天・弟日」大王の兄弟執政であった倭国を復元する!「記紀」により大和王朝史に書き換えられた倭国を、和風諡号から解き明かす。初期天皇の年齢・在位推移について推計学的に解析、被葬者不明の巨大古墳の謎を検証し、倭国を証明する。
    • 四六判 並製/240頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-87415-495-3 C0021
    • 2004年9月発行
  • 狂人日記
    狂人日記
    吉田 舜 [著]
    古代史の謎に挑み続けた男の孤高の一生を描く。日本古代史のカオスに、溶鉱炉より熱い情熱で、戦士のように立ち向かうのだ。だるまのように七転八倒し、石ころのように沈黙して。遂に欠史天皇の和風謚号の意味を突き止めたとき美しい「大和ことば」から真実が流れ出す。古代史研究家の自伝的小説
    • 4月6日判 並製/240頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-87415-492-2 C0095
    • 2004年8月発行
  • 九州西瀬戸中世史論攷
    九州西瀬戸中世史論攷
    森 猛 [著]
    割拠と争乱の中世史大内、長宗我部、大友、龍造寺、島津など数多くの有力豪族・守護大名を輩出した中世期の九州・西瀬戸。幾多の争乱を経た挙句、秀吉に降ることになるその歴史的特質を、厳密な史料解釈に基づいて追及した力作論文集。
    • A5判 上製/344頁
    • 定価 4400円(本体4000円)
    • ISBN 978-4-87415-483-0 C0021
    • 2004年8月発行
  • 近世九州の差別と周縁民衆
    近世九州の差別と周縁民衆
    松下 志朗 [著]
    近世期の九州諸藩における被差別部落。周縁民衆の具体的様相を明らかにし、併せて藩域を越えて放浪・漂白する下層の民の動向を探った、九州差別史研究の到達点。他著『遠い雲 ある地域史研究者の足跡』
    • 四六判 上製/288頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-87415-473-1 C0021
    • 2004年4月発行
  • 隠密写楽
    隠密写楽
    有田 久文 [著]
    写楽=十返舎一九=隠密。『初登山手習方帖』の写楽凧の謎文を解明。「久々に写楽の謎を堪能した。一九がなぜ写楽になり得るのか。その論理の積み重ねも緻密さと大胆な仮説を見事に織り上げたもので唸らせられる」(高橋克彦氏)
    • A5判 上製/160頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-453-3 C0095
    • 2003年8月発行
  • 中世九州の政治・文化史
    中世九州の政治・文化史
    川添 昭二 [著]
    政治・宗教・文芸が一体であった中世社会。平安期から江戸前期まで、大宰府天満宮安楽寺、鎮西探題、九州探題、大内・大友・島津氏などを主題に捉え政治史の展開に即し九州文化史を体系的に叙述した川添史学の決定版。
    • A5判 上製/424頁
    • 定価 5500円(本体5000円)
    • ISBN 978-4-87415-448-9 C0021
    • 2003年7月発行
  • 人ありて
    人ありて
    井川 聡 [著]   小林 寛 [著]
    そこにはもえさかるような炎があった(夢野久作)。民権と国権の相克から誕生し、インドの独立、孫文の中国革命の支援など、アジアの自立に向けて活動した玄洋社。頭山満らの足跡を克明に追い、彼らが夢見た世界とその実像に迫る。
    • 四六判 上製/296頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-87415-445-8 C0095
    • 2003年6月発行
  • 火燼
    火燼
    松岡 沙鴎 [著]
    大友宗麟と同じ夢を見た男。九州制圧から朝鮮出兵へ。秀吉の暴挙を阻止するために立ち上がった一人の商人がいた。日本の安寧と貿易立国という理想のために自らの運命を賭した大友家の政商・博多屋宗伝の半生。
    • 四六判 並製/264頁
    • 定価 1760円(本体1600円)
    • ISBN 978-4-87415-431-1 C0093
    • 2003年4月発行