ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 絵葉書が映す九州帝国大学と箱崎
    絵葉書が映す九州帝国大学と箱崎
    長副 博之 [著]
    帝国大学の設立は一地方をどう変えたのか。 福岡、熊本、長崎の3県による熾烈な誘致合戦の末、全国4番目の帝国大学の設立地が福岡に決定した。近代化の象徴である帝国大学の開校は、その後の福岡の発展を決定づける一大事業であった。ちょうどそのころ日本は絵葉書ブームを迎えていた。当時の雰囲気を切りとった絵葉書…
    • A5判 並製/128頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-130-1 C0021
    • 2022年9月発行
  • 連帯綾取り
    連帯綾取り
    三浦 隆之 [著]
    明治時代末期、城下町・福岡と商都・博多を繋げ、飛躍的な発展の礎となった路面電車。 この一大事業を率いたのが、渡辺与八郎と松永安左衛門。 個性も手法も対照的な二人が、いかにして人々の連帯を勝ち取り、福博の町を一新したのか。 彼らと交流があった祖父のこと、自身の思い出を交えながら、 明治末の「福…
    • A5判 並製/220頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-127-1 C0021
    • 2022年9月発行
  • 新編 九州の戦争遺跡
    新編 九州の戦争遺跡
    江浜 明徳 [著]
    『九州の戦争遺跡』初版(2012年)、新装改訂版(2018年)を経て、決定版として「新編」を刊行。自治体や民間で管理されている防空壕や掩体壕から、山奥で人知れず佇む砲台跡まで、現在も見学できる戦争遺跡を地図とともに解説。計84カ所を一挙掲載。
    • A5判 並製/274頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-86656-124-0 C0036
    • 2022年6月発行
  • 小城藩主鍋島直能
    小城藩主鍋島直能
    中尾 友香梨 [著]
    類まれなプロデュース力で、桜岡庭園(小城公園の前身)を全国に知られる名園に育てあげた鍋島直能。当時の学術・文化をリードした林門や親王・公家衆、明末の儒学者たちとの交流を時代の文脈の中で読みなおし、文雅の力で自らの家格を権威づけようとした直能の姿を明らかにする
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-121-9 C0021
    • 2022年3月発行
  • しぐさ・表情 蒙古襲来絵詞復原
    服部 英雄 [著]
    竹崎季長と絵師の意図、そして「蒙古襲来」の実態とは。正応6年(1293)頃、肥後国の竹崎季長によって制作された「蒙古襲来絵詞」。その失われた場面を「絵詞」の最も古い情報を持つと思われる永青文庫所蔵の模本・白描本から復原。絵そのものをつぶさに検証することで、「絵詞」と「蒙古襲来」に関する後世の誤った認…
    • A5判 上製/440頁
    • 定価 3850円(本体3500円)
    • ISBN 978-4-86656-114-1 C0021
    • 2022年3月発行
  • 諸国見聞
    諸国見聞
    石本 猪平 [著]
    久留米商人が見た幕末・維新 久留米の商人、石本猪平が天保10(1839)年から明治17(1884)年まで、約45年間にわたり書き留めた日記風の記録を翻刻。幕末の動乱から明治維新、西南戦争までの政治事件、物価や気象情報、冠婚葬祭、町の変化……。江戸末期から明治初期の政治・文化・生活史の一級史料。
    • B5判 上製/600頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-86656-115-8 C0021
    • 2022年2月発行
  • 九州考古学論考
    九州考古学論考
    西谷 正 [著]
    九州から東アジア史を見晴かす── 常に東アジア世界を意識しながら、九州における「国」や「王」の成立過程、陶質土器・須恵器の系譜、沖ノ島や大宰府などの諸問題を検証。 九州の考古学界をリードするとともに、その研究成果を社会に還元し続けてきた著者の論考を集成。
    • A5判 上製/552頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-86656-113-4 C0021
    • 2021年12月発行
  • 第四代福岡県令 渡邉清
    第四代福岡県令 渡邉清
    後藤 惠之輔 [著]
    江戸城を無血開城に導いた西郷・勝会談に陪席し、雄県「福岡」の礎を築いた大村藩士・渡邉清の初の評伝 「パークスの圧力」を西郷に伝え、江戸無血開城に大きな役割を果たした大村藩士・渡邉清。第4代福岡県令に就任し、秋月の乱、福岡の変、西南戦争など、次々と発生する士族反乱に対処する一方、当時大流行したコ…
    • 四六判 上製/216頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-86656-106-6 C0023
    • 2021年11月発行
  • 古写真・資料でみる 松永安左エ門と福岡の近現代史
    古写真・資料でみる 松永安左エ門と福岡の近現代史
    益田 啓一郎 [著]
    2021(令和3年)は、戦後9電力体制の主導役としても知られる「電力王」松永安左エ門の没後50年にあたります。 これまで松永に関する書籍や小説は、本人筆の自伝を含めて多数ありますが、福岡市および北部九州での松永の活動や功績については断片的な記載しかありません。 今回は筆者個人が永年収集してきた松…
    • A5判 並製/96頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-108-0 C0023
    • 2021年10月発行
  • 古代山城へのいざない
    古代山城へのいざない
    江藤 一郎 [著]
    1300年以上前の白村江の敗戦を機に築かれた古代山城。 記録にも残らず、築造者も時期もわからない神籠石。 文献と考古学の成果および現地踏査により、北部九州から瀬戸内に集中して残る謎に包まれた大規模な構造物 の実体に迫る。
    • A5判 並製/144頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-107-3 C0022
    • 2021年10月発行