ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 小城藩主鍋島直能
    小城藩主鍋島直能
    中尾 友香梨 [著]
    類まれなプロデュース力で、桜岡庭園(小城公園の前身)を全国に知られる名園に育てあげた鍋島直能。当時の学術・文化をリードした林門や親王・公家衆、明末の儒学者たちとの交流を時代の文脈の中で読みなおし、文雅の力で自らの家格を権威づけようとした直能の姿を明らかにする
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-121-9 C0021
    • 2022年3月発行
  • しぐさ・表情 蒙古襲来絵詞復原
    服部 英雄 [著]
    竹崎季長と絵師の意図、そして「蒙古襲来」の実態とは。正応6年(1293)頃、肥後国の竹崎季長によって制作された「蒙古襲来絵詞」。その失われた場面を「絵詞」の最も古い情報を持つと思われる永青文庫所蔵の模本・白描本から復原。絵そのものをつぶさに検証することで、「絵詞」と「蒙古襲来」に関する後世の誤った認…
    • A5判 上製/440頁
    • 定価 3850円(本体3500円)
    • ISBN 978-4-86656-114-1 C0021
    • 2022年3月発行
  • 諸国見聞
    諸国見聞
    石本 猪平 [著]
    久留米商人が見た幕末・維新 久留米の商人、石本猪平が天保10(1839)年から明治17(1884)年まで、約45年間にわたり書き留めた日記風の記録を翻刻。幕末の動乱から明治維新、西南戦争までの政治事件、物価や気象情報、冠婚葬祭、町の変化……。江戸末期から明治初期の政治・文化・生活史の一級史料。
    • B5判 上製/600頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-86656-115-8 C0021
    • 2022年2月発行
  • 九州考古学論考
    九州考古学論考
    西谷 正 [著]
    九州から東アジア史を見晴かす── 常に東アジア世界を意識しながら、九州における「国」や「王」の成立過程、陶質土器・須恵器の系譜、沖ノ島や大宰府などの諸問題を検証。 九州の考古学界をリードするとともに、その研究成果を社会に還元し続けてきた著者の論考を集成。
    • A5判 上製/552頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-86656-113-4 C0021
    • 2021年12月発行
  • 第四代福岡県令 渡邉清
    第四代福岡県令 渡邉清
    後藤 惠之輔 [著]
    江戸城を無血開城に導いた西郷・勝会談に陪席し、雄県「福岡」の礎を築いた大村藩士・渡邉清の初の評伝 「パークスの圧力」を西郷に伝え、江戸無血開城に大きな役割を果たした大村藩士・渡邉清。第4代福岡県令に就任し、秋月の乱、福岡の変、西南戦争など、次々と発生する士族反乱に対処する一方、当時大流行したコ…
    • 四六判 上製/216頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-86656-106-6 C0023
    • 2021年11月発行
  • 古写真・資料でみる 松永安左エ門と福岡の近現代史
    古写真・資料でみる 松永安左エ門と福岡の近現代史
    益田 啓一郎 [著]
    2021(令和3年)は、戦後9電力体制の主導役としても知られる「電力王」松永安左エ門の没後50年にあたります。 これまで松永に関する書籍や小説は、本人筆の自伝を含めて多数ありますが、福岡市および北部九州での松永の活動や功績については断片的な記載しかありません。 今回は筆者個人が永年収集してきた松…
    • A5判 並製/96頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-108-0 C0023
    • 2021年10月発行
  • 古代山城へのいざない
    古代山城へのいざない
    江藤 一郎 [著]
    1300年以上前の白村江の敗戦を機に築かれた古代山城。 記録にも残らず、築造者も時期もわからない神籠石。 文献と考古学の成果および現地踏査により、北部九州から瀬戸内に集中して残る謎に包まれた大規模な構造物 の実体に迫る。
    • A5判 並製/144頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-107-3 C0022
    • 2021年10月発行
  • 九州の港と唐人町
    九州の港と唐人町
    森 勝彦 [著]
    かつて九州には、いくつもの勢力が複雑に絡み合った国際色豊かな港が存在していた。 対外交易に熱心な領主層を背景に、華人系唐人・ポルトガル・オランダ・イエズス会などの勢力が複雑に絡み合い、国際色豊かな港が現出した九州。戦国期から近世初頭にかけて大名・領主や禅宗系寺院が関係した港の中から、唐人町や唐人の…
    • A5判 並製/98頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-098-4 C0021
    • 2021年4月発行
  • 探証 日本書紀の謎
    探証 日本書紀の謎
    田原 明紀 [著]
    太宰府中学校三年の東雲日夏は、国語で学んだ『万葉集』 2 番の歌に、いるはずのないカモメが詠まれていること疑問を持つ。「カモメ飛ぶ大和」とは何を意味するのか。歌に詠まれた「大和」とは、現在の「奈良」とは違う地域を示しているのではないのか……。 従来の説明に納得できなかった日夏は、かつて共に「魏志倭…
    • A5判 並製/352頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-094-6 C0021
    • 2021年1月発行
  • 九州考古学の現在<いま>
    九州考古学の現在<いま>
    西谷 正 [著]
    邪馬台国や金印の謎、世界遺産・沖ノ島、新発見が相次ぐ古墳や山岳霊場、そして大宰府、水中考古学の取り組みまで──。半世紀にわたり九州の遺跡の研究、保存活動に携わってきた著者が、その最新成果と考古学の醍醐味を伝える。
    • A5判 並製/264頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-86656-093-9 C0021
    • 2021年1月発行