ジャンル:歴史・民俗一覧
  • 内信心念仏考
    内信心念仏考
    長 忠生 [著]
    江戸期、福岡・佐賀・久留米3藩に挟まれ、要衝として栄えた対馬藩きやぶ。強固な寺檀制度の下、この地で隠れて内々の信仰に生きた人々の苦難の歴史を、数次にわたる弾圧事件の顛末を通して探り、信仰の様相を明らかにする。
    • A5判 上製/264頁
    • 定価 2596円(本体2360円)
    • ISBN 978-4-87415-256-0 C0021
    • 1999年4月発行
  • 漂着物事典
    漂着物事典
    石井 忠 [著]
    玄界灘沿岸から日本各地、さらに海外にまでフィールドを広げ、歩き続けた30年。漂着・漂流物、漂着物の民俗と歴史、採集と研究、漂着と環境など、関連項目を細大漏らさず総覧・編成した決定版! 写真多数、総索引を付す。
    • A5判 上製/392頁
    • 定価 4180円(本体3800円)
    • ISBN 978-4-87415-219-5 C0039
    • 1999年4月発行
  • ボルドー物語
    ボルドー物語
    神田 慶也 [編訳]
    福岡市の姉妹都市であり、ワインで有名なフランスの都市ボルドー。その紀元前から現代への変遷を、「histoire de BORDEAUX(ボルドー史)」と「LE VIGNOBLE BORDELAIS(ボルドー地域のぶどう畑)」を基にまとめた労作。
    • B5判 上製/565頁
    • 定価 14300円(本体13000円)
    • ISBN 978-4-87415-217-1 C0022
    • 1998年9月発行
  • 荒木村重研究序説
    荒木村重研究序説
    瓦田 昇 [著]
    伊丹城主荒木村重は、はじめ信長に属したが後に背き、城は亡び一族郎党が殺される。一人悲劇を生き延びた村重は、その後秀吉に茶匠として仕え、利休七哲の一人に数えられる。褒貶激しい戦国の勇将村重の数奇な生涯に迫る。
    • A5判 上製/541頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-87415-222-5 C0021
    • 1998年6月発行
  • 鼎の国
    鼎の国
    坂田 護 [著]
    「記・紀」の編纂は、異なる部族による三山鼎立国家・邪馬台国の記憶を抹消し、「倭人」が「日本人」となって民族和合を為すための、必須の歴史的事業であったとする著者が、新たな視点で描き出す、我が国初源の姿。
    • 四六判 並製/349頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-87415-215-7 C0021
    • 1998年6月発行
  • 南方録と立花実山
    南方録と立花実山
    松岡 博和 [著]
    利休没後100年、立花実山が見出した「南方録」は茶道の聖典だが伝書の由来は謎である。一方、黒田藩の重臣でありながら配所で殺された実山の死もまた謎である。二つの謎を解き明かし、その後の南坊流の茶道の流れを追う。
    • 四六判 並製/272頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-87415-209-6 C0095
    • 1998年2月発行
  • 南九州の中世社会
    南九州の中世社会
    小園 公雄 [著]
    鎌倉幕府の基礎構造をなした御家人制度の動揺は、幕府の崩壊へとつながり、つづく封建制確立の足掛かりとなっていく。遠く幕府から離れ古代的性格を多分に有した南九州の支配構造の変遷を、大隅国禰寝氏を中心に追究する。
    • A5判 上製/258頁
    • 定価 3300円(本体3000円)
    • ISBN 978-4-87415-202-7 C0021
    • 1998年1月発行
  • 行事飴屋盛衰私史
    行事飴屋盛衰私史
    玉江 彦太郎 [著]
    宝永6(1709)年、飴商をもって創業。以後、綿実商、上方往来の登商、質屋、酒・醤油醸造、木蝋製造、両替商などを次々に興し、200年以上もの間、在地の商業資本として繁栄した行事(現行橋市)飴屋。その盛衰を詳細に記録する。
    • 四六判 並製/227頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-206-5 C0021
    • 1998年1月発行
  • 元就と毛利両川
    元就と毛利両川
    利重 忠 [著]
    安芸の国人衆から中国10カ国の覇者に駆け上った毛利元就は、次男・元春を芸北の雄吉川家に入れ、三男・隆景を強力な水軍をもつ小早川家の養子として、堅固な毛利両川体制を築いた。戦国期を生きぬいた元就の知略を追う。
    • 四六判 上製/221頁
    • 定価 1760円(本体1600円)
    • ISBN 978-4-87415-196-9 C0021
    • 1997年8月発行
  • 日向灘沿岸をゆく
    日向灘沿岸をゆく
    三又 喬 [著]
    黒潮洗う日向灘沿岸は豊かな自然を誇るだけでなく、古代より、多彩な漂着・交易・交流の舞台でもあった。宮崎の海辺を歩きながら、歴史のロマンを追いかける。
    • 四六判 並製/213頁
    • 定価 1430円(本体1300円)
    • ISBN 978-4-87415-193-8 C0026
    • 1997年7月発行